末期症状の中小企業の様子 (特に中企業クラスかな?)
企業再生の仕事で、全国を飛び回った経験のあるコンサルタントに話を聞いた。
特定する企業名はないものの、伺った企業の様子について、私が気になる部分を色々と教えてもらった。
でも件数を重ねていくと、その重病加減が門を入る時点から感じれるようになるそうで、何か悪いオーラに包まれた敷地に踏み入れたような気分になるそうだ。
もちろん業績が悪くなっていることは間違いないのだけど、その要因は様々。
ただ、抜本的な対策ができていないから、改善していないのはどの会社も共通した問題。
実は多くの企業は魅力を持って経営されているのだけど、アドバイスをしても経営者はいちいち「できない」理由を探してくるものらしい。
恐らく「プロ」としてのプライドがそうさせるのだろうけど、商品やサービスを買うのはお客様なのだから、お客様の視点で物事を考えていないことを痛感したそうだ。
そこで、盛り上がったのは顧客視点。
顧客視点を有効に使えるペルソナ手法なら、もっと早く問題解決に役立つと言うことで、盛り上がった。
プロのプライドを傷つけない顧客視点の持ち方、ペルソナ手法なら可能です。(重病になる前なら・・・)
それを再認識させていただく機会になりました。