納得の仕方を教える・・・すると成果につながる

塾講をしていた時、平均点で上の2クラスを抜いた。
私の学生時代のアルバイトのお話です。


昔大学時代、アルバイトで中学生の塾講をしました。
理系大学の自分ですが、教えていた科目は国語でした。
その塾には点数により上下5クラスあり、見事なまでに各教科の平均はそのクラスの並び順になっていました。
私の教えていたクラスは真ん中。 私のように国語の才能のない人間には一番教えやすいクラスなのかもしれません。


そのクラスで国語に自信のない私が教えたのは、問題の解き方や答えではなく、答えの納得の仕方です
納得の仕方がわかれば、おのずと問題の本質が見えます。
本質が見えた中学生は同じ系統の問題がでれば、その納得の仕方で問題を解き、正解に導きます。


つまり、問題を解かせるより、解き方を教えるより、その答えの納得の仕方を吸収させることに時間をおいたのです。
その結果が、国語の平均点だけ上の2クラスを抜いてしまったという思い出話です。
何を隠そう、自分が国語が苦手だから、どうやって中学生たちを納得させよう・・・と思って日々考え込んでいたわけですね。(笑)


今はビジネスの納得の仕方を一生懸命教えています。
その時に役立つのがペルソナ手法でした。
社長だけなく、社員にもビジネスの納得の仕方を教える、その結果が会社一丸となって高い成果へと導くことができると感じています。
まあ、私が一番必要だと思ったから、自分が何よりも一生懸命学び、使ったわけです。


だからペルソナ手法はビジネスの本質を社内で共有したい会社の経営者に向いている手法だと思います。
是非一度試してみてください。
楽しいし、おもしろいですから。