経営者のエクスペリエンスビジョンとは

ユーザーエクスペリエンスに配慮したビジョンづくりで、その教科書でもあるエクスペリエンスビジョン本が売れているようです。


ところで、経営者が、この「ユーザー」を定義するときに、「お客様」としないケースが増えています。 そのお客様の代わりに設定するユーザーが、「社員」です。


つまり自分自身を提供者として、社員の喜びを定義するためにペルソナを社員に設定し、社員との協力体制や喜び(褒められて誇らしく思うケースや経済的な幸福度が増して社内が活気にあふれるケースなど)を明確にシナリオにしています。


しっかりとつめた後で社内で公開することにより、経営者の思いを社員の皆さんに知っていただくことができ、組織活性化できるという結果につながっています。 日本の経済が不安定になる中で、経営者が自分の会社を、自分の仲間たちをしっかりと引っ張っていくという志も明確になりました。 作った後の経営者の目の輝きは、作る前の経営者よりも輝いていました。 一緒に作った私も本当にうれしかったです。


そんな経営者のもとで仕事ができる社員の皆さんも幸せですよね。 私もちょっとうらやましく思いました。(笑) そして会社が元気になったということで、いずれ会社名や流れをご説明できればと思います。