経営者のみなさん、「頑張る」と「我慢する」を混同していませんか?
ある経営者とお話ししていて、気付いたこと。
社長:「今期の決算、がんばりましたよ」
私:「それはすごいですね。決算書見てもいいですか?」
社長:「どうぞ、どうぞ。すごいでしょ。」
私:「・・・」
どんな決算書だったかというと、我慢の結晶のような決算書でした。
我慢も必要だと思いますが、社内を見ても、動きを見ても、頑張っているようには見えなかったので、決算も全く同じ印象のうなづける内容でした。
それと併せて、我慢しているのは伝わってきて、古いパソコンをスペックを押して使っていたり、必要な経費すら圧縮、労務費も当然大幅圧縮は見て伝わりました。
社長は来期もっと売上を上げて、利益を増やすようにおっしゃっていましたが、やり方を変えない限り、利益を増やすことは難しいでしょう。
我慢には限界があります。 いつまでも我慢はできません。 我慢には苦痛を伴います。
頑張りには限界がありません。 継続することも可能です。 達成感も味わえます。
経営者のみなさん、社員に聞いてみて下さい。
我慢するのと、頑張ること。 どちらがいいのかと。
もちろん頑張りには具体的な取り組みが必要です。
そのお手伝い、是非私たちにやらせて下さい。