愛媛大学大学院でのワークショップ

愛媛大学大学院理工学研究科の発展的ICT総合科目Ⅱ〜ヒューマンインターフェースの設計」にて、講義を行いました。


ペルソナ手法を仕様定義や要求定義の段階で上手に使えるように、PGやSEの卵である学生や社会人大学院生のみなさんに講義をしました。


半分は座学ですが、半分はワークショップで、実際にペルソナ手法を使ったサービスを作る練習をしてみました。
もちろん時間にも制限はありますので、今回はあくまでもその流れを学ぶという部分に特化してお話ししました。


実際に取り組んだのは「スマートホンを活用した新サービス設計」として、取り組みました。


ユーザーを特定して検討する方法は経験がないようで、最初はなかなか大変でしたが、どんどん要領を掴んできて、なかなか素晴らしい企画が出ました。



ちなみに作ったのは、
1.高齢者でも簡単に使えるスマートホンカラオケ端末の新サービス
2.就職活動中の大学生・大学院生が欲しいスマートホン就職サービス
です。
特に2については、「このままサービスを作った方がいいんじゃないの?」という、素晴らしいアイデアも出てきました。
ペルソナの気持ちがわかる人間が会議にいる方が、より精度の高いシナリオを作れるってことですね。


今回はこれをサービス作りすることが目的ではないので、この段階で終わりましたが、是非このような取り組みで学生自身がサービス作りできるような展開も面白いなあと思いました。
起業家がこの手法を使うと、きっと面白いビジネスプランを書けるでしょうね。