視覚障害者はすごい!

昨日は久しぶりに視覚障害者のパソコンボランティアの例会に参加した。
ただボランティアと言っても、僕はネットワーク関連のことを中心に相談にのってきただけなんだけど。
でも参加するたびに勉強になるから、楽しい。


教えてもらったことの一つに、グーグルとヤフーの差。
彼らに言われてはじめて気づいたんだけど、ヤフーでは非常に使いにくかった点があった。
どうしても利用者に不便を強いる部分があったんだけど、それをどの部分かをずばり指摘していた。
一方僕らはそらがぼんやりとはわかっていても、明確に示すことができなかった。
まあヤフーも最近は気づいたのか、少しだけ改善をしたようだが。
もし皆さんもお気づきであれば、コメントください。
ある程度たまったら、正解を発表します(笑)。


ユニバーサルデザインはすべての人が喜べる環境を構築することだけど、障害者の人からいろいろと意見をもらうと、気づかない点もいろいろとわかってくる。
自動車を運転中、視線移動ができないときの操作環境や、ポケットの中のプレーヤを操作するときの環境なんて、彼らの意見をどんどん取り入れれば、エンジニアが言い訳をすることなく、優れたユーザーインターフェースができるだろうな。


視覚障害者の人は、どんどん指摘してくれる。
時には厳しい意見もあるけど、僕らでは気づけない問題を教えてくれるすごい先生だ。
次世代インターフェースにどんなものが必要なのかを体感できる貴重な時間を過ごしたって感じで、充実感たっぷりの1日だった。