アームチェア・ディテクティブならぬアームチェア・クリエイター

アームチェア・ディテクティブという言葉をご存知ですか?
書斎を一歩も出ずに、他の人たちから聞いた情報だけで、問題や事件を解決する探偵のことをいいます。
ペルソナ手法を使うと、アームチェア・ディテクティブならぬアームチェア・クリエイターを創出することが可能になります。
今、私がやっているプロジェクトで、協力してくれる人たちはまさにこれを実現しています。
それは現地に赴くことなく、お客様と対峙することなく、お客様の意図を汲み取り、工夫して、創造できる人たちです。


それではそれがなぜ、可能になったのか?
それはペルソナ手法です。
ペルソナ手法は本来、会うことができない仮想の人間に焦点を当てますが、そこで明確にした像は使いまわすこともできるし、直接その場にいなくても、その資料を見るだけで、プロジェクトの意図が伝わりやすくなるものです。


ユビキタス時代だからこそ、ペルソナ手法のような方法で、作業を進めることが必要になるのでしょうね。
皆さんも手法にも着目してみませんか? 全く新しいデバイスのアイデアが生まれるかもしれませんよ。