ユニバーサルデザインのプロジェクトを成功に導く

僕がペルソナ手法を学んだきっかけはユビキタス時代のユニバーサルデザインを実現する為の手法とする為でした。
実際に使ってみて、本当に効果があることが実感できているんだけど、今日はその原点、ユニバーサルデザインについて少し書いてみます。
ユニバーサルデザインは万人向けということでとらえられているんだけど、この万人向けという定義がわかりにくい。いったいどんな人に向けたものになるのかが、プロジェクトを組んでやろうとすると、その中のメンバーで意識がバラバラになってしまい、途中で挫折することが本当に多いようです。

そこで、考え方を変えて、どんなものやどんなことをするのではなく、どんなことがどんな人に喜ばれるかを考えて、そこにフォーカスしてプロジェクトを動かしてみる。
もちろん途中には様々な葛藤や議論が必要なんだけど、それで分裂しにくいチームができてしまう。
だって最初からどんな人がどんな風に喜ぶかを共有できているから、その途中のやり方やデバイスは、問題の本質でないことにみんなが意識することができるようです。

で、結局ペルソナ手法に落ち着くわけです。
中小企業の事例をどんどん出していくと、もっとおもしろい結果が見えてくると思います。
そのうちにまとめてお見せできるようにしたいですね。
ご期待ください。