Windows XP サポート終了への対策・対応

WindowsXPもいよいよサポート終了が近づいてきました。
非常に安定していて、使いやすかったため、たくさんのWindowsXPがまだ現役で動いていると思います。


そんな中、残念ながら開発元のマイクロソフトの都合により、サポートが終了してしまうようです。 せめて年1000〜2000円でサポートのみを継続サービスしてくれればいいのに・・・なんてユーザーの都合を振りかざしても、マイクロソフトはユーザーに耳を傾けてくれませんので、私達はサポート終了に向けた(又は迎えた)対策をしなければなりません。


中小企業で使っているWindowsXPならば・・・
(残念ながら)買い替えをお勧めします。
「コスト」に思えますが、これは投資ですね。
新しいパソコンは慣れるまで若干時間はかかりますが、慣れれば生産性も上がるはずです。
何よりもウィルスなどにより業務がストップしてしまう可能性があるので、企業であれば、特に専任のIT担当者がいない中小企業の場合は、新しいパソコンを導入して、新しいウィルス対策ソフトを入れて、安全・安心の環境で使っていただくのがよろしいかと思います。


個人で使っている(初心者の方)・・・
パソコンそのものを買い換えるのがよろしいでしょう。
値段も安いものが増えていますし、最新のWindowsを古いパソコンに入れても、決して快適な環境になるとは思えません。
セキュリティのために使いにくいパソコンでは意味がありませんよね。
新しいパソコンを購入して、早めに慣れておく・・・これが一番利用しやすい答えではないでしょうか。


個人で使っている(中級者の方)・・・
私自身も初心者なので、中級者向けのソリューションも浮かびませんが、LINUXなどのWindows以外のOSをインストールして、全く新しい環境に慣れるというのもいいかもしれません。
LINUXにも無料で使えるオフィスソフトもありますし、パソコンで思いつく普通の作業はだいたい揃ってしまいます。 ただ若干簡単になってきているとはいえ、設定にはそれなりの時間と知識が必要な場合がありますので、できるのは中級者以上の方でしょうね。


個人で使っている(上級者の方)・・・
上級者の方は既に対策されているか、あえて意図的にWindowsXPを使い続けていると思うので、その意向を尊重して、そのままがんばってください。


ある程度慣れた方であれば、WindowsXPサポート終了後も使い続けることは可能だと思います。パソコンを安全に利用する方法は、利便性を犠牲にすれば可能です。 ただこれまでどおりの使い方をしたいと思う初心者の方であれば、残念ながら有料となる方法で安心を手に入れていただく方法がよろしいかと思います。


願わくば、サポート終了日が延期されることです。
私がこんなところで言っていても無駄だと思いますが、セキュリティ問題はその被害が出たときが深刻です。くれぐれも気をつけて快適なパソコンライフをお楽しみ下さい。