ユニバーサルデザインに配慮したホームページの例
社会福祉法人岡山県視覚障害者協会のホームページが公開になりました。
岡山県視覚障害者協会のトップページ(http://www.ossk-33.jp)
シンプルに見えるホームページですが、ユニバーサルデザインのホームページらしく、様々な配慮をしています。
1.らくらくホンで読み上げられる
このホームページをご利用になる方の多くがらくらくホンの音声読み上げ機能を使われます。
らくらくホンの読み上げ機能で全ての情報が伝わるように配慮しています。
2.音声ブラウザで読み上げられる
パソコン用にホームページを音声で読み上げられる利用者の方が多いので、パソコン用音声ブラウザでも適切に情報が伝わるように配慮しています。
3.転送されるデータ量を抑える
東日本大震災の時、公的機関や企業のホームページを見ようとしたとき、ホームページサイズが大きくて回線がパンクした経験を踏まえ、できる限り必要な情報を伝えられるようにシンプルにしています。 これでアクセスがある程度集中してもきちんと情報を伝えられるように配慮しています。
4.国際規格に適合する
現在のところこのサイトはW3Cのガイドラインに適合しています。
つまりあらゆる環境できちんと情報を伝えられるように配慮したホームページであることを確認しております。 あらゆる利用者にやさしい配慮を行っております。
5.何より、情報の更新が楽
以上の条件を満たしながら、情報更新を楽にできるようにして、必要な情報を頻繁に発信できるように配慮しています。 必要とされる情報だからこそ、奇をてらったものではなく、内容がきちんと伝えられるホームページとして最大限の配慮をしました。
以上が岡山県視覚障害者協会のホームページの特徴です。
現在公開しておりますが、好評いただいている様子です。
ユニバーサルデザインのホームページとは何か、一つの答えだとも思います。
メリットを理解しながらご覧いただけるとわかりやすいと思います。