「見える化」から「見せる化」へペルソナ手法で移行

組織の活性化をペルソナ手法で実践しながら、組織の理想像の見える化を行った。
行う中で気づいたのが、


経営者の声:「こんな組織をしようと思っていたんだ」
従業員の声:「こんな組織にしたかったんですね」


ケースによって若干のニュアンスが違う場合もあるが、おおむねこのような答えが返ってくる。
理由は簡単。 経営者が頭の中で描いている組織像なんて簡単には伝わらない。
伝えたくても、理解してもらえるように伝えることはなかなか難しいのだ。


そこで、ペルソナ手法を使ってみる。
理想な組織像に必要な前提条件も明確になり、それぞれが自分のポジションや役割を自覚しながら説明を受けることができている。
実際にペルソナ手法で組織活性化を行った会社は、社員一人一人のモチベーションも上がっている様子で、以前より率先して動くようになったらしい。


一番うれしいのは、間違いない経営者だ。
細かな指示をしなくても、各自が率先して動いてくれれば幸せだ。
しかも、自らが描いた理想の組織像にみんなが納得してくれた上に、そこに近づこうとしているのだから、経営者は本来経営者がやるべきことに専念できる。


そう、さらなる会社のビジョン作りだ。
この続きはまた次の機会に。