「モノ作り」から「サービス作り」へ

日本人間工学会に参加してきました。
今回は、自分自身の発表(日本人間工学会アーゴデザイン部会でやっているマザーロードマップWGの共同発表で、私はハイブリッド発表を行いました)と、ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム、アーゴデザイン部会幹事会などに参加すると同時に、企業や大学研究者の発表を聞いてきました。


その流れで気づいたのが、ユニバーサルデザインやデザイン手法の多くが「モノ作り」から「サービス作り」へ移行しているように感じました。
例えて言うなら、アップルも従来はハードやソフトを一生懸命作っていたけど、iPhoneiPadなどの成功はそのサービス(つまりビジネスモデル)がうまくいっているんじゃないかというような発想で、モノだけにこだわっていたら、ユーザーにそのうちそっぽを向かれるから最終的にユーザーに満足してもらうようにするためにはモノだけでなく、サービスとして成立させなければいけないよ・・・というようなメッセージを感じました。


サービス作りに向けた活動を、中小企業の製造業の方もぜひ取り組んでいただければと思います。
もちろんペルソナ手法を活用すれば、その辺の上手に展開することも可能だと思います。