らくらくホン VS iPhone

先日のアイフェスタへの来場者を見ると、視覚障害者の多くはらくらくホンを使われている様子だった。 ところが本日の記事でiPhoneが浸透しつつあるような記述を見つけた。 確かにともにユニバーサルデザインに配慮した端末だけに興味深い。


iPhoneのVoiceOver機能は、らくらくホンに慣れた人にはちょっととっつきにくいかもしれないけど、iPhone自身の豊富な機能は魅力的である。 実は僕自身、らくらくホンiPhoneを両方使っていて、両方の良いところを活用している。


視覚障害者の方の気持ちになって考えてみた。(あくまで、主観だけど)


らくらくホンのいいところ:
・なんたって動作が安定している (フリーズなんて皆無!)
・バッテリーの持ち (一般の携帯電話としても立派!)
・電話をかけるときの聞きやすさ、話しやすさ (使いやすい!)
 (スピーカーとマイクの大きさや位置)
・思い当たる機能の全てが音声で確認できる (徹底している!)
・電波が安定している (やっぱりドコモ!)
・もちやすい (これもUDの実践!)
・万歩計は結構便利 (1回使い始めると手放せなくなる)
・ボタンが押しやすい (やはりUD!)


iPhoneのいいところ
・機能が豊富なこと (アプリで追加も自由自在)
・かっこいい(これは主観) (やっぱりアップル)
・プランによっては通話料が安い (ソフトバンク頑張っている)
ブルートゥースがある! (実はものすごく重要!)


実はブルートゥースらくらくホンにもぜひほしいところ。
イヤホンがあればもっと便利に使えると思うのだが・・・。
ワンセグなんかより、ブルートゥースをぜひつけてほしい。


それからiPhoneへの希望はバッテリーの持ち時間を改善してほしい。
バリバリ使っていると、1日持たない。 今は外付けバッテリーをつけて、なんとか1.5日は持つようにしているけど、これつけると本体がW-Zero3大の大きさになってしまう。
正直言ってiPhoneらしさがなくなってしまうので、バッテリの交換ができたり、外付け以外に何らかの方策を検討してほしい。


で、僕は普段、電話はらくらくホン、電子メールやウェブはiPhoneでと使い分けて使っています。