ユニバーサルデザインとボランティアの違い

ユニバーサルデザインに配慮したシステムを作っていますというと、よく福祉の話と間違えられる方がいらっしゃいます。
すみませんが、ユニバーサルデザインに配慮すると言うことは、無償での奉仕をするということではありません。


例えばボランティアでは、介護サービスをする際に対応して下さる人と依頼する人の相性が悪かったとします。ところが、ボランティアという背景があるとなかなか替えてくれとは言いづらいと思います。
ユニバーサルデザインに配慮した社会、サービスであったらどうなるでしょう。
ユニバーサルデザインの重要な要素の一つにグッドビジネスというのがあります。
これはきちんと配慮した物であれば、その対価として料金などを発生するのも仕方がないと言うことですが、しっかりと料金の払うサービスであれば、きちんと担当者を変更してもらうことも可能だと思います。


お互いに遠慮するばかりを望むのではなく、必要に応じて対応ができるようにしておくこと、これがユニバーサルデザインの一つでもあると思います。
全てをお金で解決するわけではありませんが、例えばということでこんな例を出してみました。