見える化が上手な経営者

日本ではいたるところで「見える化」が重要視されている。


ちょっと前には在庫の見える化トヨタの生産方式が賞賛されたし、最近はITなどの技術を使って経営の見える化が大切になっている。
まあ財務の見える化は、コンピュータの本分だからできているのだろうけど、経営方針の見える化はなかなか実現できていない会社が多いのではなかろうか。


数年前、当時サイボウズ社長だった高須賀さんに、岡山でパネリストとして参加される前の数十分の間にサイボウズの商品展開や今後の指針などを教えてもらった。
高須賀さん自身のノートにイラストを書きながら教えてもらったが、非常にわかりやすかった。
きっとこんな経営者が「見える化」ができていて、その見えた目標にみんな一丸となってがんばっていけるんだろうなと思った。


それから数年。
見える化が全然できなくて困っていた自分。
そんなときに出会ったのがペルソナ手法だった。
ペルソナ手法は、自分がカリスマ経営者でなくても、チームワークで事業の見える化ができることを実感してきた。


きっと高須賀さんと出会っていなかったら、事業を見える化する方法としてペルソナ手法を使っていなかったかもしれない。
改めて高須賀さんの偉大さを感じると共に、気づかせていただいたことに本当に感謝しています。
ありがとうございました。