空室対策にもペルソナ手法は使える

先日あるオーナーさんから以下の相談されました。
「空室もあるが定着率も悪い。このような物件に対策があるだろうか?」


定着率が悪いのは隣人通しの折り合いが良くないことが多いそうです。
それほど物件としては周辺と比べて高いわけでもなく、まだ比較的新しい物件で魅力的な部分も多いようですが、せっかく入居してもなぜか早期に転居されてしまう方が多いとか。


実際には短い時間しかなかったので、その場では全てをお話しすることができなかったのですが、ペルソナ手法をこんな風に使ってみてはいかがでしょうか?
その住宅に住んでほしい住民をペルソナで作成し(できれば相関関係を持ったペルソナ手法で家族をイメージできるように描かれることをお勧めします)、そのマンション(コーポ・アパート)に住んでいただいた時の生活をシナリオで描きます。


入居希望者が現れた時、ペルソナとシナリオを提示して、そこに納得していただけるかどうか、聞いてみてはいかがでしょうか?
これならば入居してからの不満足を出来る限り抑えることもできますし、満足度を高くすることができます。
満足度が高くできれば、当然定着率は改善しますよね。
ただ転勤が多い方はこの条件に当てはまらない場合もあります。 その場合はペルソナに頻繁に転勤をされない方を描かれるとお客様にとっても大家様にとっても満足する結果につながると思います。


ですので、マンション、アパート、コーポ、それからオフィスを沈滞されているオーナーの方や業者の方は、空室率改善に是非お試しください。
お問い合わせはアイ・エス・ティまで。