ペルソナ手法の失敗と、失敗ペルソナの違いについて

ペルソナ手法は成功を導き出すための手法の1種である。
これは間違いないと思う。
ただペルソナ手法を駆使しても、そのペルソナ・シナリオ通りにプロジェクトが進まないことはある。
いわゆる失敗ペルソナを作成した結果だと思う。
プロジェクトを失敗に終わらせないためには、そのときに導出したペルソナ・シナリオを見直し、直せるところは見直して、再度仕切り直しをすることが大切だ。
ところが多くの場合、ペルソナ手法自体が失敗したのだと思われてしまい、そこでストップされる場合が多いように思う。


ペルソナ手法の失敗は、ペルソナとシナリオが導出できない状態であって、導出できたペルソナ・シナリオと結果が異なるのは失敗ペルソナ・失敗シナリオが間違いだったと言うことを理解して欲しい。
そうすれば、次の戦略作りの大きな材料になるはずなのだが。


ペルソナ手法で導き出したペルソナとシナリオは、ある程度の期間が経過したら見直しをするべき。
その見直しをするタイミングだけど、
1.定量的な期間(例:何ヶ月、何年 など)
2.何らかのトリガーイベント(例:新商品の販売、販売体制の改革 など)
3.見直しをする物差しを作っておく(例:3ヶ月間で売上が10%上昇しなかった など)
など、組み合わせて利用することをお勧めする。


ただ見直しするタイミングをはかるのは、本当に難しいと思う。
そう言う場合は、あっさりと相談すべきかな。
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