勘違いしないでほしい

先日のペルソナ手法セミナーで、「次のいいヒントをいただきました」って言う人が多くて、とても満足したって評価をたくさんいただいたのだけど、本当ですか?と思ってしまう。
実はセミナーでは、層でとらえるマーケティングから、個でとらえるマーケティングの方が、中小企業には向いているという話だけです。
そしてそのための方法としてペルソナ手法があり、その成功事例を弊社の事例を含めて述べただけなんですけど。


よくセミナーで成功体験を話したがる人、成功体験を聞きたがる人がいるけども、成功体験はただの自慢でしかないと思っています。
人から聞く失敗談は、その中に自分が近寄ってはならない経路のような、いわゆる方法に近いお話が聞けるので、できるだけ聞くようにしているんですけどね。


ただペルソナ手法の成功事例は、自慢のための成功事例ではなくて、成功事例をお話したほうがよりペルソナ手法を理解してもらいやすからしているんだけど、「層から個へ」という話と成功事例を聞いた人はそれだけで満足されてしまうので、ちょっと残念です。


成功へ導く具体的な方法がもう少しだけ手を伸ばせば転がっているのに・・・と思って、今日はちょっとだけいつもよりハイテンションで文章を打ち込んでいます。


まあ、ペルソナ手法を実践するのも、評価するのも人間であることには違いないので、これも伝え方の問題かな?