暑さ対策、忘れずに!

暑い日が続きます。
私も暑さには弱いですが、パソコンやサーバなども弱いですのでご注意を。
特にサーバなどの寿命は20℃を基本に設計されています。
これは機械の中に使われているアルミ電解コンデンサという部品の性質なんです。
偶発故障モードよりも、寿命モードによる劣化が顕著な部品なんですね。
パソコンだと、少なくても数個、サーバなどは数十個使われていることもあります。
さてここで問題ですが、どれくらい温度によって寿命が変わるか?


答えです。
10℃上がると寿命が半分になります。
これはコンデンサの特徴である10℃2倍則というのがあり、10℃上がると劣化が2倍で寿命が1/2、20℃上がる(40℃になる)と劣化が4倍で寿命は1/4になってしまいます。50℃になると・・・寿命が1/8になってしまうんですね。
常温(通常20℃計算)で4万時間持つと言われる機械だったら、40℃で使うと1万時間になる、つまり4年使える機械も1年しか使えなくなってしまうことがあるというわけです。
ということは夏の熱対策は人と同様に、機械もしっかりしたほうがいいんです。


ちょっとしたアイデアで熱対策できる場合もあります。
そんなアイデアもおいおい書いていきたいと思います。